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縄文の森の秋まつりに参加しました

東伏見駅から徒歩7分ほどのところにある下野谷遺跡公園で、毎年開催されている市主催の「縄文の森の秋まつり」。新型コロナウィルス感染症の流行後は中止や動画配信での開催でしたが、今年は3年ぶりに現地で開催されました!

10月2日、公園の中央ではオカリナや和太鼓などの楽器の演奏などが行われ、その周りには出土品の展示や縄文体験ブースなどがズラリ! 

西東京第2団のブースでは育成会が中心となって、参加者に組紐を使ったストラップ作りを体験していただきました。

 

組紐とは …日本の伝統工芸品で、主に細い絹糸または綿糸を組み上げて1本の紐にしたものです。 組紐の歴史は古く、縄文時代の土器に組紐の文様が施されていたことから始まり、奈良時代には大陸から高度な技術がもたらされ発展してきました。平安時代になると日本独自の技術が盛り込まれ、より豊かな色彩に複雑な編み目の組紐が作られるようになりました。歴史の移り変わりとともに、武具への用途から茶道具の飾り紐、女性の着物の帯締めなどに使用され、現在では、アクセサリーやキーホルダーなど、より身近な小物も多く制作されています。

10月にしては暑すぎるくらいの良いお天気の中、大勢の方々が参加してくださいました。

スカウトの頑張りの証としてもらえる隊長賞は4本の組紐を使いますが、ストラップは初めての方でも作りやすいように、2本で編んでいきます。仕上げは編み終わりがほどけないようにラメの入った紐をリボン結びに。最後に結び目にボンドをつけて乾いたら完成です!

毎年大盛況で組紐が足りなくなると聞いていたので、たくさん準備していたにもかかわらず、途中で足りなくなってしまうほどでした。

大人でも1つ作り上げるのにはそれなりの時間がかかりますが、参加してくれた小学生の多くが最後まで諦めずに編み上げていて、その集中力と根気強さにとても驚かされました。

興味を持って参加してくださった皆様、ありがとうございました!

最後に、ブースの準備や片付け、そして組紐体験の安全を見守ってくださった団委員の皆様、

組紐の準備や参加者に教えるお手伝いをしてくださった組紐係や保護者の皆様、

本当にありがとうございました!!